避難設備

火災発生時に怖いのは、避難する人がパニックになること。
非常階段が使えない場合にも、安全な避難路を確保する備えが必要です。

誘導灯

誘導灯

火災などが発生した際、迅速かつ安全に避難・誘導するために設けられる標識です。非常口や避難通路を示すための発光式表示板であり、平時から常時点灯しています。四角や長方形の箱型の形状で、白地に緑、または緑地に白のマークが描かれており、天井や床に配置されるのが一般的です。

避難すべり台

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建物の高層階から地上に避難するためのすべり台です。防火対象物の窓などと地上とを台で連絡し、その台をすべり降りることによって避難します。建物に固定するため安全性が高く、特別な操作が不要で、短時間で多くの人が避難できるのが特徴です。

避難はしご

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建物の高層階から地上に避難するためのはじご型の設備です。立てかけはしごやつり下げはしご、固定はしごやフレームユニット型はしごなど、多様な形式があります。マンションなどでは、階ごとのバルコニーに上下階と結ぶ避難はしごと、床面の避難用ハッチが設けられるのが一般的です。

救助袋

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建物の高層階から地上に避難するための袋状の設備です。鉄枠と布などから構成されており、上層階から垂らした袋の内部をすべり降りて避難します。垂直にすべり降りる「垂直式」と、45度くらいの角度で張り渡してすべり降りる「斜降式」があります。

緩降機

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建物の高層階から地上に避難するためのロープ状の設備です。避難者が他人の力を借りずに自重により降下できるのが特徴です。避難者は、着用具と呼ばれる輪に体を通し、ロープに吊り下げられて降下して避難します。